アフターケア

【敏感肌必見】肌が弱いけど脱毛しても大丈夫?乾燥肌や敏感肌におすすめの脱毛方法!

敏感肌の方でも安心して脱毛ができる方法があることをご存知ですか?

乾燥肌や敏感肌に悩む方にも、適切なケアと脱毛方法を選べば美しい肌を手に入れることが可能です。

今回は、敏感肌の方におすすめの脱毛方法や注意点をご紹介します。自分に合った方法で、肌トラブルを心配することなく脱毛を始めましょう!

敏感肌でも脱毛はできる?

結論:できます

敏感肌の人でも、個人の状態に応じて施術を行うことで脱毛が可能となります。しかし、的確に肌状態を評価して施術を行うには、医師の診断が必要不可欠です。

医療脱毛であれば状況に応じた対応ができますが、一般のエステサロンでは困難な場合が多いでしょう。

ここでは、敏感肌の方が医療脱毛を行うメリットを紹介していきます。

敏感肌の脱毛メリット

敏感肌の方にとって、医療脱毛は以下のようなメリットがあります。

メリット

  1. 医療脱毛で使用されるレーザー脱毛は、肌へのダメージが最小限に抑えられる
  2. 自己処理による肌トラブルから長期的に解放される
  3. 医師によるカウンセリングが受けられるため、安心感が得られる
  4. 良質なクリニックでは、テスト照射を行った後に施術を受けるかどうかを決定できる
  5. 医師が常勤しているため、もし肌トラブルが発生した場合でも迅速に対応可能

脱毛が難しいと判断される時はどんなとき?

以下の状態では脱毛が困難であると判断される場合があります。

アトピー

・湿疹や化膿がある場合

・赤みや色素沈着が見られる場合

・ステロイドを内服、塗布している場合

ニキビ

・広範囲にニキビが存在する場合

・赤黒いニキビがある場合

・赤く炎症が起こっている場合

脱毛が困難な場合の対応策

脱毛が困難な場合は以下の対応がとられる事があります。

症状が改善されるまで施術を待つ

皮膚の炎症範囲が広く、照射範囲を選択できない場合は脱毛よりも炎症などの治療を優先にする場合があります。

照射の判断は医師による判断であるため、脱毛が可能かどうかは医師に相談しながら進めていきましょう。

患部を避けて施術を行う

患部を避けた施術は主にニキビ肌に対する場合が多いです。

ニキビが局所的に発生しており、炎症・色素沈着・化膿していない部位が大部分の場合、患部を避けて照射が可能です。

一方、アトピーの場合は、ステロイドを塗布している箇所を避けて照射を行います。

しかし、ステロイドを内服している場合は免疫力の低下が考えられ、感染症のリスクを避けるため施術は行えません。

弱い照射で施術を進める

アトピーや敏感肌の場合、医師の判断のもと肌状態に応じて弱い出力から照射していくことが可能です。

弱い出力で照射を行なうことで、適切な肌の評価やなるべく肌に負担をかけない施術が可能となります。

医療脱毛による敏感肌やアトピー肌への影響は?

医療脱毛による肌への影響には、以下のような例が挙げられます。

やけど、一時的な赤みや刺激感、毛嚢炎

やけどは、色素沈着がある部分や出力が高い場合に起こり得る可能性があります。

一時的な赤みや刺激感は、普通の肌でも起こりうることです。

通常は時間が経てば落ち着きますが、必要に応じて塗り薬などで対処できます。

また、毛嚢炎は一見ニキビのように見えるため、ニキビが悪化したと感じることがあるかもしれません。

これは、肌のバリア機能が低下しているときに起こることがあり、アトピー肌や敏感肌の方は毛嚢炎のリスクが高くなります。

しかし、適切なケアを行えば悪化せず皮膚状態を改善することができます。

施術後にこのような症状が現れた場合は、クリニックに相談しましょう。

一般的には、これらの症状が長期的・慢性的に悪化することは考えにくいと言われています。

敏感肌・アトピー肌に適した脱毛方法は?

医療脱毛が最もおすすめ

敏感肌やアトピー肌の方には医師の診断がある医療脱毛がもっともおすすめになります。

肌トラブルが起きた際の対応や個人に応じた施術の選択はエステサロンでは難しいからです。

脱毛の種類

脱毛には、施設で実施されるものや自宅で簡単にできるものなど、さまざまな種類があります。

ここでは、将来的にムダ毛を無くしたり、減らす効果がある脱毛方法に焦点を当てて説明します。

あらかじめ説明しておきますと、永久脱毛を目指す場合は医療脱毛が必要です。

主な脱毛方法として光脱毛、レーザー脱毛、ニードル脱毛の3つあります。それぞれの特性が異なりますので、以下の説明を参考にして自分に適した方法を選ぶと良いでしょう。

光脱毛

この脱毛方法では、メラニン色素に反応する光を肌に照射し、毛根にダメージを与えて毛が生えにくくなる仕組みです。

医師の免許が不要なため、エステやサロンで広く利用されています。家庭用光脱毛器もこのカテゴリに含まれます。

痛みは少ないですが、効果も弱く、実際には永久脱毛とは呼べません。そのため、深い毛根の脱毛には適していません。

メリット
一回ごとの費用が安い、痛みが少ない


デメリット

長期間継続する必要がある、中止すると再び毛が生えてくる

レーザー脱毛(医療用)

この方法では、メラニン色素に反応するレーザーを照射し、毛根を加熱して「毛生成に関わる細胞」を破壊します。

仕組みは光脱毛とほぼ同じですが、出力が大きな違いです。

光脱毛では広い波長の光を照射するのに対し、レーザー脱毛では特定の波長を集中的に照射し、深い毛根に届いて破壊します。

痛みはあるものの、医療機関でしか施術できず、3つの中で最もコストパフォーマンスが高くおすすめです。

メリット
高い脱毛効果、短期間で脱毛が完了する

デメリット

痛みが強い、一回の値段が高い

ニードル脱毛

この脱毛法は、毛穴に針を差し込み、電気や高周波を流して毛根を破壊します。レーザー脱毛と同様に、半永久的な効果が認められています。

毛穴ごとに針を差し込むため、3つの中で最も確実性と効果が高いとされていますが、実際には光脱毛より効果が高く、レーザー脱毛より効果が低いです。

また、痛み、施術時間の長さ、費用がネックになります。

ニードル脱毛は毛穴に針を刺すため、皮膚トラブルや感染症リスクがあり、医療機関でしか行えませんが、エステサロンで施術しているところもあります。

同じニードル脱毛でも、美容針脱毛と絶縁針脱毛は異なり安全性や脱毛効果に差があります。ニードル脱毛を選ぶ際は安全性を考慮し、医療機関で受けることをお勧めします。

メリット
高い脱毛効果、一本一本脱毛するため白髪にも効果がある。
ヒゲなどのデザインも選ぶことができる

デメリット

非常に痛みが強い、広範囲の脱毛は高額になる

上記の脱毛方法を参考に自分に合った脱毛方法を見つけましょう。

ヒゲの形を整えたい方はニードル脱毛、短期間でツルツルを目指したい方ならレーザー脱毛、痛みに弱いが継続して通える方は光脱毛を選ぶなど、方法は様々です。

しかし、クリニックによっては麻酔クリームなどもオプションである為、医師と相談しながら選定するのがおすすめです。

永久脱毛とは何か?

脱毛後6ヶ月で毛の量が3分の2以上減っていること

永久脱毛とは、脱毛治療後に再生する毛の数が治療前よりも少なくなり、その状態が長期間続く脱毛方法を指します。

組織にダメージを与えて壊し、毛根を破壊することで毛が生えなくなるのがこの脱毛方法です。

生えてくる確率が20%以下であることや、脱毛治療を3回実施し、6ヶ月経過した時点で毛の量が3分の2(67%)以上減っていることが求められます。

クリニックでの医療脱毛は、この基準に沿って「永久脱毛」と呼ぶことができますが、1度の医療脱毛で完全に毛が消えるわけではないため、注意が必要です。

永久脱毛の仕組み

永久脱毛のしくみは、毛の根元に熱を与えることで、毛を作る部分を壊し、毛が生えない状態にする脱毛方法です。

毛の根元に熱を当てることで、毛を作る場所が破壊され、結果的に毛が生えなくなります。

永久脱毛は、施術の回数や時間が必要なこともありますが、効果が長期間続くので、一度施術を受けると長い間脱毛効果が得られると言われています。

永久脱毛できるのは医療脱毛だけ

脱毛方法には、「家庭用脱毛器」や「美容脱毛」などもありますが、永久脱毛を行う場合はは医療脱毛を選びましょう。自分の目的に合った脱毛方法を選ぶことが重要になります。

脱毛方法家庭用脱毛器美容脱毛医療脱毛
施術できる場所どこでも可能サロンクリニック
永久脱毛××
痛み弱い弱い〜中程度強い
麻酔なしなしあり

脱毛は一回でどのくらい減るのか?

毛には「毛周期」という、毛が生え変わるサイクルがあります。

脱毛が効果的なのは、「成長期」の毛だけです。退行期や休止期の毛は、たとえ強力なレーザーを当てても、脱毛効果はほとんどありません。

これは、脱毛機が毛根の色素(メラニン)に反応するからです。

成長期の毛は、毛根のメラニン色素が濃いのですが、退行期や休止期の毛は、色素が薄くなっています。

脱毛機は濃いメラニン色素には効果があるものの、薄いメラニン色素には効果がないため、脱毛効果が得られません。

成長期の毛は全体の約20%だけであるため、1回の脱毛で20%の効果が得られると言われています。

永久脱毛後、どの程度の毛が生える?

永久脱毛が完了しても、時折、薄い毛が生えることがあります

脱毛期間中に肌表面に現れなかった成長が止まった毛や、レーザーが届かなかった部分から生えてくる毛が原因となり、永久脱毛後に薄い毛が生えてくる場合があります。

永久脱毛前のように、濃くて多くの毛が普通の速さで生えてくることはありません。

しかし、密集した毛が生えてくる場合、照射が漏れた可能性があるため、施術を受けた病院やクリニックに相談し、アフターケアを受けましょう。

また、産毛のような細い毛など、あまり気にならない程度の毛が生えることもあります。

この場合は、肌に負担をかけないように自己処理を行うか、さらに病院やクリニックでの施術を続けることも考慮すると良いでしょう。

クリニックの選び方

【メンズ医療脱毛】メディカルエピレーションクリニックより画像引用

脱毛を行うにあたり、どのような場所で受けるべきでしょうか?

目指す肌によって施設は異なりますが「ムダ毛を薄くしたい」「完全に無くしたい」という、どちらのニーズにも応えることができるのは医療脱毛になります。

エステサロンではなく医療機関であること、費用が手頃であること、通いやすい立地にあることが重要です。

費用がお手頃、無期限コースがあること

レーザー脱毛は自由診療のため、クリニックが価格を自由に設定できます。

しかし、高い料金だからと言って効果が高いことを意味するわけではなく、同じ機器を使っている場合、効果の違いはほとんどありません。

脱毛には何度も通う必要があるため、できるだけ費用が手頃なクリニックで脱毛を受けることをおすすめします。

レーザー脱毛では、5回から6回のプランを提供しているクリニックが多いです。予算を制限できる点やコスパの面から、無期限コースがあるクリニックを選ぶことをお勧めします。

ただし、完全脱毛を求めず、ムダ毛を多少改善できれば十分だという方や、忙しくて期間制限のある無制限コースで十分な回数を通えないという方は、回数制限のあるプランで通う方が費用を抑えられるでしょう。

通院しやすい場所であること

脱毛は何度も通う必要があることは皆さんもご存知でしょう。

そのため、通いやすさはクリニック選びの重要な要素となります。脱毛のためにお金を投じても、通いづらい場所だと足が遠のいてしまい、損をすることになりかねません。

また、近所にクリニックがあれば、皮膚トラブルが発生した際にすぐに再診を受けられるメリットもあります。

そのため、近くにあるクリニックを選ぶことが望ましいです。また、クリニックの休診日や診療時間も通いやすさに関係してくるため事前に確認しておきましょう。

まとめ

敏感肌でも安心しておすすめできる脱毛は医療脱毛になります。

敏感肌やアトピー肌の方には、医療脱毛によるメリットが多くありますが、アトピー肌やニキビ肌の場合、脱毛が難しいと判断されることもあるでしょう。

その際の対応策として、症状が改善されるまで施術を待つ、患部を避けて施術を行う、弱い照射で施術を進めるなどが挙げられます。

医療脱毛による敏感肌やアトピー肌への影響は、やけど、一時的な赤みや刺激感、毛嚢炎などが考えられますが、適切なケアで対処が可能です。

脱毛の種類には光脱毛、医療レーザー脱毛、ニードル脱毛があります。

永久脱毛とは、脱毛後6ヶ月で毛の量が3分の2以上減っている状態を指します。

永久脱毛は医療脱毛でのみ実現可能であり、完了後も時折薄い毛が生えることがあります。しかし、永久脱毛前のように、濃くて多くの毛が生えてくることはありません。

密集した毛が生えてくる場合は、照射が漏れの可能性があるため、施術を受けた病院やクリニックに相談し、アフターケアを受けましょう。

クリニック選びのポイントは、費用がお手頃で無期限コースがあること、通院しやすい場所にあることが重要です。

これらのポイントを押さえることで、敏感肌の方でも効果的な脱毛を行うことができるでしょう。

医師としっかりカウンセリングを行いながら、脱毛を進めていくことで、あなたの理想とする肌を手にいれるきっかけになるでしょう。